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株式会社三菱総合研究所
シンクタンク

サイエンスと社会をつなぎ真のイノベーションを起こす

2026/02/09
中村 幸太郎
三菱総合研究所
政策イノベーションセンター
業種
シンクタンク
職種
研究員・コンサルタント

2018年 理工学部 化学・生物化学科 卒業 2023年 新領域創成科学研究科 メディカル情報生命専攻 博士課程 修了 2023年 三菱総研 入社/社会インフラ事業本部に配属 2025年 政策イノベーションセンター

出身大学
-
研究科
新領域創成科学研究科
専攻
メディカル情報生命専攻
研究室
-
指導教員
-

現在の仕事内容について教えて下さい。

科学技術・イノベーションで社会をより良くする

VUCA時代からBANI時代と呼ばれる現在、社会の発展・成長に向けた科学技術とイノベーションがますます重要となっています。私が所属する政策イノベーションセンターでは、科学技術・イノベーション政策や産業戦略に関するリサーチ・コンサルティングを通じて、政策立案・実行プロセスの高度化や、データ連携基盤の構築支援を行っています。

その中で私は、科学技術・イノベーション基本計画の評価・モニタリング、次期基本計画の策定支援、大規模研究開発プログラムの社会実装、大学等の知的リソースを活用したイノベーションの仕組みづくりに取り組んでいます。新たな価値の源泉となるイノベーション拠点の形成を目指し、専門知と現場感覚の両方をもって、持続可能な未来に向けた社会変革に貢献しています。

 

どのようなところに仕事のやりがいや難しさを感じますか。

変化の中に仮説と構造を見出す

社会課題の構造や本質は常に変化しています。正解が存在しない中で、限られた時間・情報から仮説を立て、関係者と対話しながら最適な解決策を模索していく点にやりがいを感じます。

特に国の上位政策や研究開発の方向性を議論するプロジェクトでは、成果が社会全体に波及する実感が得られます。一方で抽象度の高い議論や、多様な立場のステークホルダーを巻き込む難しさもあります。それでも粘り強く対話を重ね、構造的な整理を加えて形にできたとき、大きな達成感を得られます。

 

三菱総合研究所に入社を決めた理由は何ですか。

サイエンスと社会をつなぐ

ライフサイエンス分野で博士号を取得しましたが、在学中に気がついたことがあります。それはサイエンス・科学技術だけでは社会課題を解決できないということ。サイエンスの成果を社会に届け、そこで生み出した価値の一部をサイエンスに還元し、新たに研究を発展させていく好循環をつくりだす──。そのためにはサイエンスと社会、それぞれの考えをつなぐ“パイプ役”が必要だと考えました。

三菱総研では、専門知と幅広い視野を持つ研究員が多様なステークホルダー間のハブとして活躍しており、サイエンスと社会の間にある隔たりを越えていく力があると感じ、入社を決めました。

 

三菱総合研究所の企業価値を、どのような点で感じますか。

ジェネラリストというスペシャリティ

三菱総研には高い専門性を持ちながらも、特定の領域にとどまらず幅広い視野で社会を捉えられる人材が多く集まっています。修士・博士課程を修了した研究員が多く、それぞれの専門知に裏打ちされた深さと共に、分野を越えて知識をつなぎ、ネットワークを構築していく柔軟さと協調性を兼ね備えています。

三菱総研はモノづくりではなく「人・知・関係性」によって価値を生み出す企業です。研究員一人ひとりの知的好奇心や問題意識が直接仕事につながることも多く、それが企業の競争力そのものだと感じています。

 

今後どのような仕事に挑戦したいですか。

“泥臭く”イノベーションを起こす

近年オープンイノベーションや産学連携の取り組みが各所で加速していますが、根本となる日本の研究力やイノベーション力の持続的な向上にはいまだ課題があります。私は真のイノベーションには「属人性」──つまり“人を介した出会いと体験価値の共有”が不可欠だと考えています。

ニーズとシーズを単にデータベースやマッチングイベントで結びつけるのではなく、ニーズを持つ「ひと」とシーズを持つ「ひと」とを現場で丁寧に紡ぎ、ステークホルダー同士で体験価値を共有することがイノベーションにつながると信じています。今後もこうした泥臭いプロセスを厭わず、翻訳者・媒介者として活躍することで、「属人性」をも含めたイノベーションの仕組みづくりに挑んでいきたいです。

 

One day Schedule

仕事での主な1日の流れを、具体的に教えて下さい。

  • プロジェクト内容や業務状況に応じて、出社または在宅勤務を選択します。始業後はメール確認と一日のタスク整理を行います。
  • 社内メンバーと打ち合わせを行い、進捗確認やアウトプットに関する議論を行います。社内の打ち合わせはほぼオンラインで効率的に行います。
  • ひと段落したタイミングで昼食をとります。午後に外部打ち合わせがある場合は、昼食後に自宅から現地へ直行することもあります。
  • チームで作成した提案資料をもとに、お客様と議論を行います。多様な意見を踏まえて議論をリードする力が求められます。
  • 会社・自宅に戻ります。打ち合わせの結果を社内でラップアップし、次のタスクをすり合わせます。複数のプロジェクトをかけ持つので、他のプロジェクトの社内打ち合わせにも参加します。
  • 打ち合わせが一通り終わったら、区切りのいいところで中断します。夕食は極力自炊を心がけており、いい気分転換になります。
  • 食事後、自分の作業を行います。繁忙期は業務量が多くなることもありますが、作業が終わり次第、翌日のタスクを整理して終業します。

 

Off Scene

趣味/オフの過ごし方を教えて下さい。

「胃袋で旅をする」をモットーに生きており、旅先で美味しいものを食べ、綺麗な景色を見るのが好きです。まとまった休みをとって海外旅行に行くことができるのも三菱総研の魅力の一つだと思います。写真は最近感動したビストロのブイヤベース。美味しいご飯とワインを手軽に楽しめるお店を開拓中です。

社員の所属部署等は取材当時のものです

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会社情報
株式会社三菱総合研究所
シンクタンク
シンクタンク
本社所在地
東京都千代田区永田町二丁目10番3号
代表
代表取締役社長執行役員 籔田 健二
社員数
4,573名(2024年9月30日現在、単体1,202名)
設立
1970年5月8日
資本金
63億3,624万円