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【コース6-1】研究も就活も恋愛もマーケティング ― 理系脳で読み解く「市場とつながる技術」|ステップ学習『マーケ思考で読み解く世界』

「カッコいいけどあいまい」な言葉の正体を暴く―なぜマーケ思考が君たちの武器になるのか。

2025/12/26
【コース6の記事一覧は▶をクリック】
コース6マーケ思考で世界を読み解く:就活も恋愛も
6-1研究も就活も恋愛もマーケティング ― 理系脳で読み解く「市場とつながる技術」
6-2-1自分を商品として売り込む戦略術
6-2-2自分を商品として売り込む戦略術
6-3自分を売り込む科学 ― マーケティング4Pで就活を最適化する
6-4「歓迎される理系」になる方法 ― 戦略的ターゲティング&ポジショニング入門

記事概要

「マーケティング」という言葉、君たちもよく耳にするだろう。

でも正直、「なんかカッコいいけど、何をしているのかよくわからない」というのが本音ではないか。

文系の友人が「マーケやってる」と言うのを聞いて、「意識高そうだな」と感じたことはないだろうか。

しかし、このあいまいな言葉の本質を理解したとき、君たちの世界の見え方は一変する。なぜなら、マーケティング思考は研究・就活・ビジネス・そして日常のあらゆる場面に応用できるからだ。

 

マーケティングの正体とは?

結論から言おう。マーケティングとは「市場とつながること」だ。

つまり、「相手が何を求めているかを理解し、自分の価値を適切に届ける仕組みを作ること」である。

ビジネスの本質 = 数量 × 単価

この公式は、カレー屋でもGoogleでも、君たちが将来つくるプロダクトでも変わらない。

極めてシンプルだが、本質を突いている。

マーケティングの全体像

  • 新しいアイデアや仮説を立てる
  • 市場や顧客のニーズを調査する
  • 競合や環境を分析する(3C分析など)
  • 戦略を立てる(4つのPなど)
  • 実際に作り、売り、改善する

2〜4の工程、すべてがマーケティングだ。

(3C分析と4Pについては次章で詳しく解説する)

 

なぜマーケ思考が理系の最強武器になるのか

ここからが本題だ。マーケティング思考は、君たちのあらゆる場面で威力を発揮する。

📋 就活:自分を「商品」として売り込む

就活とは、言ってみれば「自分という商品」を売り込む活動だ。

企業が求めている価値を理解し、自分の強みをどう伝えるかを考える。これこそ、まさにマーケティングだ。

  • 相手(企業)は何を求めているか?
  • 自分の強みは何か?
  • どこで出会うか?
  • どう伝えるか?

🔬 研究:仮説検証のプロセスはマーケティングと同じ

研究もまた、マーケティングの構造そのものだ。

  • 市場調査 → 先行研究調査・文献レビュー
  • 仮説立案 → 研究テーマ設定
  • 検証・改善 → 実験と分析のサイクル
  • 価値提供 → 論文発表・学会発表

研究費申請では、「この研究が社会にどんな価値をもたらすか」を説明する必要がある。それもマーケティングの一形態だ。

💼 ビジネス:新規事業の立ち上げ

将来、君たちが起業したり、企業で新しいサービスを企画したりするとき、マーケティング思考は必須になる。

例:AIを使った新サービスの場合

  • 誰が困っているか?(ターゲット)
  • 既存の解決策の弱点は?(競合分析)
  • 自分たちの技術でどう解決できるか?(差別化)
  • どうやって収益化するか?(ビジネスモデル)

💕 恋愛:相手理解と戦略立案(少しだけ真面目に)

恋愛も実はマーケティングの応用だ。

「相手を理解し、自分の魅力をどう伝えるか」という構造は同じ。

恋愛マーケティング戦略

  1. Step1.:相手分析(ターゲット調査・価値観・ライバル比較)
  2. Step2.:自己分析(自分の強み・差別化ポイント)
  3. Step3.:戦略実行(出会いの場・アプローチ方法・関係維持)

ただし、恋愛は計算だけではうまくいかない。

相手を理解し、思いやる姿勢こそ本質だ。

相手にニーズがないのに一方的に売り込んでも成功しない。これは恋愛も就活も同じだ。

 

理系学生だからこその強み

ここで重要なのは、理系の君たちがマーケティングに向いているという事実だ。

  • 論理的思考力:データ分析・仮説検証・A/Bテストなど、研究で培ったスキルがそのまま活かせる。
  • 問題解決力:「なぜ起きるか」「どう改善するか」を追求する姿勢はマーケティングの本質。
  • データリテラシー:統計解析やプログラミング力は、デジタルマーケティング時代の最大の武器。

理系の強みは“感覚ではなく論理で市場を動かせること”だ。

そして、恋愛を含めた人生すべてで共通するのは、実験と検証を繰り返す姿勢である。

 

次章へのロードマップ

今回は「マーケティングとは何か」という全体像を掴んでもらった。

次章では、実際に使える分析手法を学んでいこう。

  • 3C分析:Customer(顧客)/Company(自社)/Competitor(競合)
  • 4P分析:Product/Price/Place/Promotion
  • ターゲティング:誰に、どう届けるかの設計
  • 応用:就活・研究・人生戦略への実践活用

マーケティングは「センス」ではなく、論理と戦略、そして少しの創意工夫だ。

理系脳を最大限に使えば、必ず最強の武器になる。

次の章はこちら→【コース6-2-1】 自分を商品として売り込む戦略術