研究で鍛えた理工系コア能力を四層モデルで解剖。専門を超えて通用するスキルが、就職戦略とキャリアを変える。
君たちは、自分が持っている武器の本当の価値を知っているだろうか?
理工系学生として研究室で培ってきた能力は、実は企業が必死に探している“お宝スキル”だ。
しかし残念ながら、多くの理工系学生がこの強みを「ただの研究経験」「当たり前のこと」として軽く扱い、就活で無自覚にもったいないことをしている。
今日は君たちの能力構造を「理工系学生の能力モデル」で分解し、企業が本音で求めている“理工系脳”の正体を明らかにしていこう。
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理工系学生の能力は、学年の進行に合わせて戦略的に積み上がる4つの層から構成されている。
単なる「技術が分かる人」ではなく、科学的な思考を土台にした“課題解決エンジン”を備えているのだ。
理工系学生の能力の4つの層

低学年(1〜2年)で構築される基盤力。
企業の本音:「理工系学生が得意とする“数字への感覚”と“理工系的な考え方”が重宝される。」
中学年(3年〜研究室配属)で身につく専門的スキル。
研究室配属後に磨かれる専門的探究力。
大学院や研究経験を通じて形成される、他分野にも応用可能なトランスファラブルスキル(汎用能力、転用可能な能力)。
この四層構造を理解すると、君たちには3つの就職スタイルが見えてくる。
専門性の深さや学年段階に応じて、最適な戦略を選べるのが理工系学生の大きな強みだ。

基礎的教養を武器にする戦略。
科学的思考力やデータ処理能力を活かし、幅広い業界に挑戦できる。
例:金融系・商社などで「数字に強く、論理的に考えられる人材」として評価される。
適用タイミング:学部低学年〜中学年
専門技術・知識を武器にする戦略。
学部・専攻で身につけた知識を直接活かせる業界・職種を狙う。
例:化学→化学メーカー、機械→機械メーカーなどの王道ルート。
適用タイミング:学部中学年〜研究室配属後
転用可能なコア能力を武器にする戦略。
研究で培った理工系コア能力を前面に出し、業界・職種を問わず挑戦できる。
ビジネスは常に仮説検証とPDCAの繰り返し。
この力を持つ君たちは、将来ビジネスパーソンとしても、起業家としても大きく羽ばたける。
適用タイミング:大学院生、または研究経験豊富な学部生
「専門就職が一番安全」と思っていないだろうか?
確かに内定は取りやすいが、キャリアの伸びしろは限られる。
一方で、コア能力就職は最初のハードルこそ高いが、成長可能性は桁違いだ。専門就職後に職階が上がるとコア能力が求められていく。
次節では、理工系学生の強力な武器、「論理的思考力」と「PDCA実践力」について詳しく解説する。
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