TECH PORTAL運営事務局
つながるとは
エニアグラムで思考の動機を可視化。理系に多い性格タイプを知り、研究スタイルと強みを自己分析に活かす。
エニアグラムは、人の性格を9つのタイプに分類する性格類型システムだ。
その歴史は古く、起源には諸説あるが、図形の断片は古代ギリシャにまで遡る。
当時は数学的パターンが哲学や自然科学の基礎として活用されていた[2]。
現代的なエニアグラムは、1875年頃にグルジェフが哲学的探究に用い、1950年代にオスカー・イチャーソが性格タイプとの関連性を体系化したことで広まった。
MBTI(16personalities)と異なり、エニアグラムは行動の背後にある“動機”に焦点を当てるのが特徴だ。
そのため、多くの企業が人材育成やチーム開発に活用しており、就職活動での自己分析にも非常に効果的とされている。
下記のサイトで、理系学生向けに自己分析を実践できる。
| タイプ | 名称・特徴 | 一言で言うと… |
|---|---|---|
| 1 | 完璧主義者(改革する人) | 正確性と改善にこだわる。「きっちりやりたい人」 |
| 2 | 献身家(人を助ける人) | 他者支援に喜びを感じる。「ありがとうと言われたい人」 |
| 3 | 達成者(成功を追求する人) | 目標と成果に動機づけられる。「結果にこだわる人」 |
| 4 | 芸術家(個性的な人) | 独自性と美意識を重視。「人と違うことをしたい人」 |
| 5 | 研究者(調べる人) | 知識探求に没頭する。「一人で深く考えたい人」 |
| 6 | 忠実家(安全を求める人) | 安定とチームワークを重視。「仲間と協力したい人」 |
| 7 | 熱中する人(楽しさを求める人) | 新しい体験を追求。「いろんなことに挑戦したい人」 |
| 8 | 挑戦者(強さを求める人) | 困難に立ち向かいリーダーシップを発揮。「引っ張りたい人」 |
| 9 | 調停者(平和をもたらす人) | 調和と安定を好む。「みんなと仲良くやりたい人」 |
エニアグラムを理系学生に当てはめると、次の3タイプが多い傾向にある。
自分の研究への取り組み方から、タイプの傾向をチェックしてみよう。
エニアグラムは「自分の性格を決めつけるツール」ではない。
むしろ、無意識の思考パターンを可視化して、自分の成長軌道を描くための羅針盤だ。
次節では、「仕事のどの段階で最も価値を発揮できるか」という視点で人材を分類する「起承転結人材モデル」について解説する。