Logo techportal image
TECH PORTAL運営事務局
つながるとは

【コース4-2-3】君を“データ化”せよ ― 科学的自己分析で見える本当の自分|ステップ学習『自分を知ろう』

起承転結人材モデルで得意フェーズを特定。性格タイプと組み合わせ、理系が活躍できる最適な職場を見極める。

2026/02/24
【コース4の記事一覧は▶をクリック】
コース4己(自分)を知ることで、一生が変わる
4-1「天職」は作るものだ。人生のハンドルを自分で握れ
4-2-1君を“データ化”せよ ― 科学的自己分析で見える本当の自分
4-2-2君を“データ化”せよ ― 科学的自己分析で見える本当の自分
4-2-3君を“データ化”せよ ― 科学的自己分析で見える本当の自分
4-2-4君を“データ化”せよ ― 科学的自己分析で見える本当の自分
4-3「得意×やりたい×現実」の最適解 ― 科学的に考えるキャリアの方程式
4-4-1理系キャリアの新常識 ― 「安定か挑戦か」ではなく、「変化にどう向き合うか」
4-4-2理系キャリアの新常識 ― 「安定か挑戦か」ではなく、「変化にどう向き合うか」

起承転結人材モデル:君はどのフェーズが得意?

💡 京都大学・竹林一教授が提唱する新しい人材分類法

京都大学経営管理大学院の竹林一教授が提唱する「起承転結人材モデル」は、仕事のプロセスを4つのフェーズに分け、それぞれで求められる能力と人材タイプを明確化したものだ[4]。

竹林教授は、イノベーション創出や組織変革の専門家として、多くの企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進やイノベーション戦略に携わってきた実務家でもある。

このモデルの特徴は、従来の「文系・理系」という分類を超えて、「どの段階で最も価値を発揮できるか」という視点から人材を再定義している点にある。

理系の君たちが自分の強みを発見し、最適なキャリアパスを選ぶために、非常に有効な自己分析のフレームワークである。

📘 もっと詳しく学びたい君たちへ

竹林教授の著書『たった1人からはじめるイノベーション入門 ― 何をどうすればいいのか、どうすれば動き出すのか』(日本実業出版社)では、この「起承転結人材モデル」が詳しく解説されている。

イノベーションを起こすために個人がどう行動すべきか、理系学生にも実践しやすい方法論が紹介されているので、ぜひ参考にしてほしい。

 

\\👉テックポータルへの会員登録は無料!応援・支援・特典を受けられる!あなた限定コンテンツも届きます//

\\👉まずは気軽にLINE友だち登録!今あなたに必要な情報を受け取ろう//

 

🧠 起承転結人材モデルの概要

  • 起(創造):新しい発想・仮説構築を得意とする人材
  • 承(設計):構想を具体的な計画や設計に落とし込む人材
  • 転(実装):実験・検証・改善を通じて実現性を高める人材
  • 結(定着):完成度を高め、仕組みとして安定化させる人材

各フェーズの特徴と求められる能力

🔍 理系学生の「起承転結診断」

君たちがどのフェーズに向いているかを見極めるために、次の質問で自己チェックしてみよう。

【起・承】創造・設計フェーズ

  • 新しいアイデアを思いつくのが得意
  • 既存の枠組みを疑うことが多い
  • 抽象的な概念を扱うのが好き
  • 人を説得するのが得意
  • 学会発表や論文執筆が好き

【転・結】実装・改善フェーズ

  • 決められたことを効率よく実行できる
  • データ分析や実験が得意
  • 細かい作業も苦にならない
  • 品質向上への関心が高い
  • チームワークを重視する

 

エニアグラム × 起承転結の「最強マッチング」

ここからが、本当の「熱々カレーライス主義」の応用編だ。

エニアグラムタイプと起承転結フェーズを組み合わせることで、君たちにとって理想的な職場環境や働き方が見えてくる。

これは、就活で企業選びをする際の最強の武器になる。

🧩 エニアグラムの主要タイプ(おさらい)

タイプ名称・特徴一言で言うと…
完璧主義者(改革する人)正確性と改善にこだわる。「きっちりやりたい人」
献身家(人を助ける人)他者支援に喜びを感じる。「ありがとうと言われたい人」
達成者(成功を追求する人)目標と成果に動機づけられる。「結果にこだわる人」
芸術家(個性的な人)独自性と美意識を重視。「人と違うことをしたい人」
研究者(調べる人)知識探求に没頭する。「一人で深く考えたい人」
忠実家(安全を求める人)安定とチームワークを重視。「仲間と協力したい人」
熱中する人(楽しさを求める人)新しい体験を追求。「いろんなことに挑戦したい人」
挑戦者(強さを求める人)困難に立ち向かいリーダーシップを発揮。「引っ張りたい人」
調停者(平和をもたらす人)調和と安定を好む。「みんなと仲良くやりたい人」

⚙️ 理系学生に多く見られる3タイプ

⚠️ ミスマッチの具体例

  • タイプ5(研究者気質)×起 → 営業中心の会社に入社し「なぜ毎日飲み会なんだ…」と困惑
  • タイプ1(完璧主義)×結 → スタートアップで「ルールが曖昧すぎてストレス」
  • タイプ3(達成者)×承 → 形のない基礎研究に配属され「成果が見えずモヤモヤ」
  • タイプ4(芸術家)×起 → 効率重視の量産業務で「創造性が活かせない」
  • タイプ6(忠実家)×転 → 先行き不透明なベンチャーで「将来が不安で眠れない」

💬 だからこそ――

自分の性格タイプ(エニアグラム)と得意フェーズ(起承転結)を理解し、それに合った企業や環境を選ぶことが、就活成功の鍵であり、入社後の満足度を大きく左右する。

君たちの強みは「どんな会社に入るか」ではなく、「どのフェーズで力を発揮できるか」にある。

 

理系学生へのメッセージ

理系の思考力は、創造(起)にも実装(転)にも強い。

ただし、全員が同じ方向を目指す必要はない。

自分のフェーズ特性を知ることこそ、長期的なキャリアの羅針盤になる。

 

次節では、日常の行動パターン、研究テーマ、短所から自己分析を行う方法を紹介しよう。

次の節はこちら→【コース4-2-4】 君を“データ化”せよ ― 科学的自己分析で見える本当の自分

 

無料で会員登録をしておこう💡

テックポータルからあなた限定コンテンツへの招待が届きます。また、特典やイベントへの応募、気になる社会人に話を聞きにいくことができるようになります。また、気になる組織と「つながる」ことで組織からの最新情報もGET!

LINE友だち登録をしておこう💡

LINE公式アカウントを友だち追加しておくと、あなたの学年や状況に合わせて「今これだけ知っておけばOK」という情報が届きます。まずは気軽にLINE友だち登録!