【コース1-1】幸せになるためにキャリアを考えるということは正しいのか?|ステップ学習『幸せを考える』
未来の幸せを追いかけるよりも、“いま幸せを感じる自分”を軸にキャリアを考えてみよう。その瞬間から、君たちのキャリアはもう始まっている。
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キャリアとは何か?
キャリアについて考えるということは、まず「自分にとっての幸せとは何か」という本質を見つめることだ。
キャリア構築の目的地である“幸せ”のあり方を理解できれば、無駄にペダルを漕ぐことなく、より自分らしい行動を選べるようになる。
無駄を省くだけでなく、何よりも「幸せを感じられること」そのものが大切だというのは、誰もが共感できるはずだ。
多くの人がキャリアについて考えるとき、
「自分が達成したいことは何か?」
「どんな幸せを手にしたいのか?」
といった未来志向の問いを立てる。
幸せになるための手段として、“キャリア構築”や“働くこと”をイメージしがちだ。

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幸せを追求する思考パターン
よくある考え方として、次のようなパターンに陥りやすい。
- 将来幸せになるために、今は我慢する
- 幸せになるためにキャリアアップしていく
しかし、それで本当に幸せを感じられるだろうか?
幸せを追求する逆説
実は、「幸せを追い求める」ことそのものが、逆説的に不幸を生み出してしまうこともある。
努力すればするほど、幸せが遠ざかる──そんな経験をしたことはないだろうか。
- 「幸せになるために働く」 → 今は幸せではないという前提が続いてしまう
- 「成功すれば幸せになれる」 → 幸せを未来に先延ばしにしてしまう
- 「頑張れば報われる」 → 現在の苦しさを正当化してしまう

つまり、「幸せを追い求める」こと自体が、長期間にわたって“今の幸せを感じにくい状態”を生み出すことがあるのだ。
Doing と Being の違い
なぜそうなるのか。
それは、幸せを「達成すべき目標(Doing)」としてだけ捉えてしまうと、
現在の自分を「まだ幸せではない存在」と定義してしまうからだ。
これは誰しも一度は感じたことがあるはず。
心理学でも、「Doing(すること)」より「Being(あること)」を重視する考え方が提唱されている。
まさに、現代の“目的主義的キャリア構築”が抱える逆説といえる。
👉 「目的を追うだけでは、幸せを感じにくくなることもある」
Being としてのキャリア構築
理工系学生のみなさんには、ここで一つ発想を転換してほしい。
キャリア構築とは「未来に幸せになるための努力(Doing)」ではなく、
「いま・ここで幸せを感じ続けること(Being)」と捉えてみよう。
👉 つまり、キャリアとは“幸せを先送りしない生き方”の実践でもある。
今日からできる一歩
明日の研究や授業を、「幸せである自分」として過ごしてみよう。
小さな達成感、仲間との会話、学びの喜び。
それらを“今この瞬間の幸せ”として感じることこそ、キャリアの第一歩になる。
まとめ
未来の幸せを追いかけるよりも、
“いま幸せを感じる自分”を軸にキャリアを考えてみよう。
その瞬間から、君たちのキャリアはもう始まっている。
次の章はこちら→【コース1-2】 小さな幸せを積み重ねる、それがキャリアになる
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参考文献
- マーティン・セリグマン『ポジティブ心理学の挑戦──“幸福”から“持続的幸福”へ』講談社、2013年
- ヴィクトール・E・フランクル『夜と霧』みすず書房、1956年
- キャロル・ドゥエック『マインドセット──「やればできる!」の研究』草思社、2006年
- アブラハム・マズロー『人間性の心理学──モチベーションとパーソナリティ』産業能率大学出版部、1971年
